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沖田目線

空が真っ暗になった頃、

私は屯所へ戻った。

皮肉な事に私の

隣の部屋は一さんだ。

これから彼女を見ても

平静を保っていられるだろうか。

保たなければ。

あんなに

綺麗な別れ方をしたのだから。

一さんのお部屋は明かりがついていた。

久しぶりにお話でもしますか。

「総司です。

入ってもよろしいですか?」