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沖田目線

あぁ、行ってしまう。

今なら引き止めれる。

声を出せ。

「っ·····。」

出すな·····。

絶対に駄目だ。

彼女を手放さなければ。

私とでは不幸にしてしまう。

っ━━━━━━

とうとう姿が見えなくなった。

「お千代さん·····。」

離れたくなんてなかった。