起きてる時は、パソコンをいじるようになった。
一日の大半はパソコンの前に居た。
ホームページを作ってみたり、チャットで誰かと話したり。
そんな時、1人の男性に出会った。
その人は、私の2つ上の陸上部の先輩だった。
私は、高校生の頃陸上部のマネージャーをしていたのだ。
あの頃流行っていた、mixiと言うサイトで、毎日何通ものメッセージのやり取りをした。
私は、その人に心を開き、今までの事、病気の事を伝えた。
でも、先輩は「頑張らなくていいよ」
そう言ってくれた。
初めてだった。
私は涙が止まらなかった。
頑張らなくていい。
その言葉は、私の体に流れ込んだ。
それからも、先輩とはずっと連絡のやり取りをしていた。そこから、先輩に惹かれて行くのに対して時間はかからなかった。