『……すげぇ。』

そう、桔平の口が動いたように見えた。


すごい。
あんなかわし、みたことない。
あんなパワフルなバスケ…



それから匡ちゃんは3Pシュートやシュートを幾度もほうり、全て決まって、赤組と白組の点差は20点。

あっという間に過ぎた8分後、選手達が汗だくになってベンチへ帰ってきた。