7年前、絶対また連絡するからって言ってアメリカに行ったくせに。
なにもないまま今まで…。

『ずっと会いたかったんだよ、匡ちゃん…会いたかった。』

匡ちゃんはアタシの頭を無言のまま撫でる。
生まれた時からずっと一緒で、お兄ちゃんとアタシと匡ちゃんでなんでもしてきた。

イジメられてた時も、桔平たちに助けてもらうまで、匡ちゃんだけがアタシの支えだった……。