びっくりしたのと同時に、なんかいろんなものがふきあがってきちゃった。
本当、匡ちゃん…

『バカっ!!』

『おわっ!』

匡ちゃんと一緒に砂浜に倒れ込む。
匡ちゃんは相当びっくりしたみたいで、アタシの顔をじっとみつめた。

『7年間ずっと音信不通だったくせに──!なんなのよ、ホントにっ!』

『瑛梨…』

『アメリカ行ったきり、そのままなにもなしで。意味分かんないしっ。』