戻ってきた琉生くんが


「頼。妃奈と琴葉頼んだ」

真剣な目を向ける


「了解。気ぃつけろよ」

分かった。そう言って、奏くんと朝陽くんも降りていく


「どうしたんだろう?」


「心配すんな、大丈夫」

私の頭を撫でると、琴葉ちゃんを呼びリビングに連れていく


大丈夫なのかな?



これから巻き起こる事件に



自分が選択肢を迫られる事になるとは



この時はまだ、考えもしなかった