「おっ、いた。妃奈と朝陽」

頼くんの声がして振り向くと


琉生くんと奏くんと頼くんがこっちに歩いてくる


「妃奈。探したよ、いきなり居なくなると心配するから」


「奏くん…ごめんね。気をつける」


「頼は楽しんでたでしょ?」

朝陽くんの言葉に頼くんを見ると


手には食べ物がたくさん


「これは、みんなの分だっての。ほら、行こーぜ」