次の日、今日も母さんは帰ってこない
パソコンを開くと新着と表示された掲示板
急いで開くとそこには、僕と同じく学校に言ってないという子からの書き込みだった
メールの交換をして、お互いの事や、今どうやって過ごしてるか、僕たちには時間が沢山あったから、色々な話をした
ひなというその子は、とても優しい子で、僕の初めての友達で、何でも話せる子になっていた
僕が覚えた範囲で、ハッキングなんかも教えたりした
パソコンに夢中になっていたから気がつかなかった
母さんが帰ってきたことに
近づいてくる母さんは、僕が持ってるノートパソコンを見て叫ぶ
「あんた、それをどうして、勝手に、静かに家で寝てたらいいのに、これに指1本触れないで」
僕からノートパソコンを取り上げ、僕の頬を叩く
「僕、これがないと、ひなと」
「なに?口答えする気?これは、あなたの物じゃないの」
そう言って僕を突き飛ばす
倒れた僕を見下ろし、足で蹴られる
痛たい、ごめんなさいという僕の言葉は母さんには届かない
しばらくして、僕が動かないのを見て、焦ったように家から出ていく
この日初めて僕の体に傷ができた
唯一救いだったのは、母さんがノートパソコンを持っていかなかった事
ひなからはいつも通り、今日食べたご飯のメールがきていた
全身痛くて、動くのも辛い
なのに、ひなと話せると思うとそんなことも苦じゃない
それからは、母さんが帰ってくる時にはノートパソコンをダンボールの中に仕舞う
でも、僕に傷ができた日から母さんは機嫌の悪い日には必ず暴力を振るってくるようになった
パソコンを開くと新着と表示された掲示板
急いで開くとそこには、僕と同じく学校に言ってないという子からの書き込みだった
メールの交換をして、お互いの事や、今どうやって過ごしてるか、僕たちには時間が沢山あったから、色々な話をした
ひなというその子は、とても優しい子で、僕の初めての友達で、何でも話せる子になっていた
僕が覚えた範囲で、ハッキングなんかも教えたりした
パソコンに夢中になっていたから気がつかなかった
母さんが帰ってきたことに
近づいてくる母さんは、僕が持ってるノートパソコンを見て叫ぶ
「あんた、それをどうして、勝手に、静かに家で寝てたらいいのに、これに指1本触れないで」
僕からノートパソコンを取り上げ、僕の頬を叩く
「僕、これがないと、ひなと」
「なに?口答えする気?これは、あなたの物じゃないの」
そう言って僕を突き飛ばす
倒れた僕を見下ろし、足で蹴られる
痛たい、ごめんなさいという僕の言葉は母さんには届かない
しばらくして、僕が動かないのを見て、焦ったように家から出ていく
この日初めて僕の体に傷ができた
唯一救いだったのは、母さんがノートパソコンを持っていかなかった事
ひなからはいつも通り、今日食べたご飯のメールがきていた
全身痛くて、動くのも辛い
なのに、ひなと話せると思うとそんなことも苦じゃない
それからは、母さんが帰ってくる時にはノートパソコンをダンボールの中に仕舞う
でも、僕に傷ができた日から母さんは機嫌の悪い日には必ず暴力を振るってくるようになった