どうも、桝田空気という者です。
本屋さんで働きながら、時々野いちご作家やってます。最近はすっかりご無沙汰ですが、主に詩や文を書いてます。昔は小説を書いたりもしてました。
いきなり書きますけど、これは野いちごをほめまくる文章です。野いちごで作品を発表することは、良きことだよーという話をこれからします。
どうです?みなさん、作品書いてますか?
楽しんでますか?悩んで苦しんでますか?
突然ですが、初めて、野いちごに作品をアップした時ってどんな気分でしたか?
「あたいが次世代のいぬじゅん先生みたいにになるんやっ!!」みたいな強い気持ちで、アップしたひともいるでしょうし、「どんな評価を受けるんだろう?」と不安に思いながら、公開ボタンを押したひともいるんじゃないかと思います。
で、たぶんほとんどの人が味わってきたことなのでしょうけど、最初はなかなか誰も読んでくれません。ここでまずがっかりします。かなりへこみます。自分もへこみました。
そして考えます。なんでわたしの作品は読まれなかったんだろう?内容はちょっと自信があったんだけどな。タイトルがつまんなかったのかな?人気のある総長モノとかをテーマにしてみたんだけどな。みんな書いてるテーマだから目立たなかったのかな?いろいろ考えます。悩みます。そして次回作を書きます。結果は人それぞれでしょうが、いろいろ悩みながら創作を積み重ねて、読んでもらえた時、感想をもらえた時、めっちゃうれしくなります。
この経験が、実はあなたをとても成長させています。
自分の作品を読んでもらうために、いろいろ考えること。自分の「表現」がひとに伝わるには、どうするべきかを試行錯誤することは、生きていくうえでとても大事なことなのです。
話は急に変わりますが、ブレイディみかこさんというライターさんがいます。アイルランド人の男性と結婚し、息子さんとの三人家族でイギリスで暮らしながら、政治、社会に関する文章を書かれている方です。
この方が書かれた、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮文庫)という本は、去年、大ベストセラーになりました。書店員である自分も、野いちご読者の中高生にガチでおススメしたい1冊です。(最近出た続編もすばらしいです!)
ブレイディみかこさんがある対談で、こういったことをおっしゃってました。
「イギリスでは、幼少期から『表現する』ということを教育している。うれしいときはどんな顔をするのか、いやなときはどんな顔をするのかといった表情の作り方から、自分の思いを伝える方法をていねいに教えている。だからイギリスの人はみなひとりひとりが、自分の意見をしっかりと主張できるようになっている。それに対して、日本は『協調』や『調和』を重視した教育となっていて、ひとりひとりが自分のことを『表現する』ことはうまく教えられていないんじゃないか。だから日本は同調圧力が強い。ひとりひとりが自分らしく生きようとすると、それを邪魔するひとが出てきたりする」
いやあ、ひとりの日本人として、結構いろいろと考えさせられましたね。
どうでしょう?みんなの意見に流されて、言いたいことをうまく言えなかった経験って、ありませんか?
話を野いちごにもどしましょうか。野いちごってね、考えようによっては「表現すること」を学べる場所なんじゃないかと思うのですよ。
野いちごに作品を書いて公開します。内容はなんだっていいです。普段、学校ではあまり話せないようなことでもよし。好きなことを書くのです。「あ~、こんな恋してえわあ」みたいな妄想を書き散らかします。己のリビドーを開放しましょう。とにかく文章にしちまいます。文章にして、読み返してみると、自分というものが、客観的にわかってきて面白いです。「そうか、わたしは筋肉男子フェチだったのか」と気づきを得たりします。作品が完成しました。公開します。最初は誰にも読まれません。へこみます。しかし、くじけてはいけません。「私の筋肉男子ラブストーリーが日の目を見ないなんて許せん!」とスマホを握りしめて立ち上がりましょう。どうしたら読んでもらえるのか、考えます。「私の脳内世界で繰り広げられた、筋肉男子ラブストーリー、略してマッスルラブは間違いなく素晴らしいものだった。だって今想像してもキュンキュンするし。ということは、その魅力がうまく文章にできていないということか。それとも、てっとり早く筋肉男子の顔をBTSにしてみるか?いや、そんなのどうやって文章にするねん」いろいろ悩み考えて、また作品を書きます。そして公開します。それでもし、誰かに読まれたとしたら、あなたにとってのマッスルラブにあたるものが、誰かに伝わり、そのひとを感動させたとしたら、それは本当にすばらしいことです。
誰かに、マッスルラブ…じゃなくて、自分の表現をうまく伝えるために、どう言葉にするのが一番いいことなのかを、いろいろと考えて、文章にしてみること。この経験は、あなたのコミュニケーション能力を鍛えてくれます。自分の考えを言葉にするスキルを身につけることは、社会に出たうえで、必ず役に立ちます。
人気のある野いちご作家さんの作品を読んでみると、その言葉の選びかたがうまいです。読ませたい相手(主に10代)に伝えるにはどんな文章が効果的なのか、よく考えられています。
なんか固い話になってごめんなさい。
まあ、気軽にいろいろと書いてみてくださいな。自分がマッスルラブだって気づけただけでも、友達との会話のネタになったりしますしね。
本屋さんで働きながら、時々野いちご作家やってます。最近はすっかりご無沙汰ですが、主に詩や文を書いてます。昔は小説を書いたりもしてました。
いきなり書きますけど、これは野いちごをほめまくる文章です。野いちごで作品を発表することは、良きことだよーという話をこれからします。
どうです?みなさん、作品書いてますか?
楽しんでますか?悩んで苦しんでますか?
突然ですが、初めて、野いちごに作品をアップした時ってどんな気分でしたか?
「あたいが次世代のいぬじゅん先生みたいにになるんやっ!!」みたいな強い気持ちで、アップしたひともいるでしょうし、「どんな評価を受けるんだろう?」と不安に思いながら、公開ボタンを押したひともいるんじゃないかと思います。
で、たぶんほとんどの人が味わってきたことなのでしょうけど、最初はなかなか誰も読んでくれません。ここでまずがっかりします。かなりへこみます。自分もへこみました。
そして考えます。なんでわたしの作品は読まれなかったんだろう?内容はちょっと自信があったんだけどな。タイトルがつまんなかったのかな?人気のある総長モノとかをテーマにしてみたんだけどな。みんな書いてるテーマだから目立たなかったのかな?いろいろ考えます。悩みます。そして次回作を書きます。結果は人それぞれでしょうが、いろいろ悩みながら創作を積み重ねて、読んでもらえた時、感想をもらえた時、めっちゃうれしくなります。
この経験が、実はあなたをとても成長させています。
自分の作品を読んでもらうために、いろいろ考えること。自分の「表現」がひとに伝わるには、どうするべきかを試行錯誤することは、生きていくうえでとても大事なことなのです。
話は急に変わりますが、ブレイディみかこさんというライターさんがいます。アイルランド人の男性と結婚し、息子さんとの三人家族でイギリスで暮らしながら、政治、社会に関する文章を書かれている方です。
この方が書かれた、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮文庫)という本は、去年、大ベストセラーになりました。書店員である自分も、野いちご読者の中高生にガチでおススメしたい1冊です。(最近出た続編もすばらしいです!)
ブレイディみかこさんがある対談で、こういったことをおっしゃってました。
「イギリスでは、幼少期から『表現する』ということを教育している。うれしいときはどんな顔をするのか、いやなときはどんな顔をするのかといった表情の作り方から、自分の思いを伝える方法をていねいに教えている。だからイギリスの人はみなひとりひとりが、自分の意見をしっかりと主張できるようになっている。それに対して、日本は『協調』や『調和』を重視した教育となっていて、ひとりひとりが自分のことを『表現する』ことはうまく教えられていないんじゃないか。だから日本は同調圧力が強い。ひとりひとりが自分らしく生きようとすると、それを邪魔するひとが出てきたりする」
いやあ、ひとりの日本人として、結構いろいろと考えさせられましたね。
どうでしょう?みんなの意見に流されて、言いたいことをうまく言えなかった経験って、ありませんか?
話を野いちごにもどしましょうか。野いちごってね、考えようによっては「表現すること」を学べる場所なんじゃないかと思うのですよ。
野いちごに作品を書いて公開します。内容はなんだっていいです。普段、学校ではあまり話せないようなことでもよし。好きなことを書くのです。「あ~、こんな恋してえわあ」みたいな妄想を書き散らかします。己のリビドーを開放しましょう。とにかく文章にしちまいます。文章にして、読み返してみると、自分というものが、客観的にわかってきて面白いです。「そうか、わたしは筋肉男子フェチだったのか」と気づきを得たりします。作品が完成しました。公開します。最初は誰にも読まれません。へこみます。しかし、くじけてはいけません。「私の筋肉男子ラブストーリーが日の目を見ないなんて許せん!」とスマホを握りしめて立ち上がりましょう。どうしたら読んでもらえるのか、考えます。「私の脳内世界で繰り広げられた、筋肉男子ラブストーリー、略してマッスルラブは間違いなく素晴らしいものだった。だって今想像してもキュンキュンするし。ということは、その魅力がうまく文章にできていないということか。それとも、てっとり早く筋肉男子の顔をBTSにしてみるか?いや、そんなのどうやって文章にするねん」いろいろ悩み考えて、また作品を書きます。そして公開します。それでもし、誰かに読まれたとしたら、あなたにとってのマッスルラブにあたるものが、誰かに伝わり、そのひとを感動させたとしたら、それは本当にすばらしいことです。
誰かに、マッスルラブ…じゃなくて、自分の表現をうまく伝えるために、どう言葉にするのが一番いいことなのかを、いろいろと考えて、文章にしてみること。この経験は、あなたのコミュニケーション能力を鍛えてくれます。自分の考えを言葉にするスキルを身につけることは、社会に出たうえで、必ず役に立ちます。
人気のある野いちご作家さんの作品を読んでみると、その言葉の選びかたがうまいです。読ませたい相手(主に10代)に伝えるにはどんな文章が効果的なのか、よく考えられています。
なんか固い話になってごめんなさい。
まあ、気軽にいろいろと書いてみてくださいな。自分がマッスルラブだって気づけただけでも、友達との会話のネタになったりしますしね。