「遥、棒落ち……」


「なんであいつの話?
もしかして、推しとか?」


「えっ、ちょっ、落ちついて遥!」


なになになに!?

急になんなの!?


般若みたいな顔でグイグイ迫ってくるんですけど!?


「ちっ、ちがうって!
実は今日ショッピングモールにいったときに……」


「え?
ショッピングモール?」


『場合によっては、手をくだす……』


「ほんとに落ちついてーーーっ!」