………え?
一瞬にしてその場が凍りつく。
今の声は一体どこから?
聞いたことの無い低い声に私も男もきっと同じことを思ったに違いない。
まるでシンクロしたかのように周りをキョロキョロしてみた。
でも周りには私たちしかいなくて、もちろんそんな私たちの間に好き好んで入ってくる人もいない。
と、なると…。
私は恐る恐る女の子の方へ視線を向けた。
表情はさっきと変わらずのニコニコ笑顔。
まさか本当に今のはこの女の子が?
当然、男も私も何が起こったのかわからず呆然と立ち尽くしたまま。
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