【将暉サイド】
栞『こんにちは。永野栞です。実は、真湖が持久走に参加していて、顔色が良くないんです。本人は大丈夫って言ってるんですけど、心配で…。』
当直明けで家のソファーでゴロゴロしていると、真湖の親友の永野栞さんからメッセージがきた。
真湖は体調が悪くても、俺に隠そうとする。
だから、真湖には秘密で、真湖の友達の何人かとは連絡先を交換している。
真湖に知られて友達関係が悪化しちゃうのは可哀想だしね。
『教えてくれてありがとう。呼吸するのは苦しそうかな?』
栞『はい!苦しそうです。咳もしています。保健室行った方がいいんじゃない?って言ったんですけど、大丈夫って聞かなくて…。それに、お医者さんから持久走に参加していいよって許可もらったらしいんですけど……嘘ですよね?』
『うん。嘘だね。』
あれだけ持久走は参加するなって言ってんのに…。
嘘までついて、なんで参加するんだよ。
高校まで迎えに行くとするか。
栞『こんにちは。永野栞です。実は、真湖が持久走に参加していて、顔色が良くないんです。本人は大丈夫って言ってるんですけど、心配で…。』
当直明けで家のソファーでゴロゴロしていると、真湖の親友の永野栞さんからメッセージがきた。
真湖は体調が悪くても、俺に隠そうとする。
だから、真湖には秘密で、真湖の友達の何人かとは連絡先を交換している。
真湖に知られて友達関係が悪化しちゃうのは可哀想だしね。
『教えてくれてありがとう。呼吸するのは苦しそうかな?』
栞『はい!苦しそうです。咳もしています。保健室行った方がいいんじゃない?って言ったんですけど、大丈夫って聞かなくて…。それに、お医者さんから持久走に参加していいよって許可もらったらしいんですけど……嘘ですよね?』
『うん。嘘だね。』
あれだけ持久走は参加するなって言ってんのに…。
嘘までついて、なんで参加するんだよ。
高校まで迎えに行くとするか。