坂「えっ、痛い?」


坂口先生が一旦、手を止めてくれた。


「…グスッ…いはい…れす…」


冷静になると痛くはない気がする。


だけど、もうこれ以上は、やめて欲しくて頷いた。


坂「麻酔も多く使ってるし、痛みはないはずなんだけどな。もう少しだから、頑張れるかな?」


また耳元でグリグリされるのは嫌で、首を横に振った。


悠「真湖、あと半分だから頑張ろう。理玖よろしく。」


えー!!私の意見無視??


坂「ん、おっけー。真湖ちゃん、すぐ終わらせるからね!」