真「じゃあ、風かければいいんじゃないんですか??風かける機械ありますよね??」


坂「お、真湖ちゃん詳しいね〜。」


真「先生、私のことバカにしてますよね!診るだけじゃないんですか?」


坂「本当のこと言うと、そのガーゼにはちょっとお薬が含まれてるんだ。この前処置したところを観察しやすくするための薬だから!」


真「ねぇ悠斗さん!坂口先生嘘言ってるよね??」


「いや、言ってないと思うよ。」


それは表面麻酔だよ、だなんて口が裂けても言えない。


真「…ふーん。」


真湖は言い返すことがなくなってしまったのか黙ってしまった。


坂「よし、そろそろいいかな。真湖ちゃん、口開けてー?」


真湖は警戒しているのか、理玖のことをじっと睨む。


坂「…んーと、今入れてるガーゼをとって、この前排膿したところを観察するだけ!」