蓮がそう言うと、菜悠はコクっと頷いた。
そんな約束したんだぁ。


蓮「キュイーンもないし、絶対に痛いことないからね!ちょっとだけ頑張れる?」


菜「ん…。」


蓮は小児中心にやってるって言ってたし、やっぱり子供の扱いが上手い。


蓮「じゃあ、中入ろうか。」


蓮の後ろに続いて、診察室に入っていく。


やっぱり、キュイーンって音が鳴り響いてて、耳を塞ぎたくなる。


蓮「じゃあ、この椅子にゴロンしてみよう。」


「ママもいるからね。大丈夫だよ。」


素直にゴロンしたと思えば、お利口に口を開けている。


本当にすごすぎるんだけど…!!


蓮「よし、じゃあ最後にフッ素塗って終わりにしよっか!フッ素塗り終わったら、また先生と遊ぼうね!」