「んんーーっ!!いはいーっ!!」


坂口先生が痛む歯茎をグイグイ押すから、痛くて痛くて仕方ない!


坂「おぉ、結構膿が出てくるな。」


「んーっ!やらっ!いはいっ!」


痛みから逃れようと必死になるけど頭を動かすこともできないし、口を閉じることもできない。


坂「もう少しで終わるからね!」


「いはいーっ!!」


悠「頑張れ頑張れ。」


坂「…よし、そろそろいいかな。よく頑張ったね真湖ちゃん!あとは、薬入れて終わりだからね!」


「はぁはぁ…グスッ」


痛すぎて私は放心状態。


悠「真湖、終わったって。頑張ったな。」


悠斗さんは号泣している私の頭を優しく撫でてくれる。