そう言われても菜悠は固まっている。


「菜悠!ゴロンだって!」


私がそう言うと、素直に体を倒してくれた。


菜「ママ〜!パパ〜!」


イスに寝転がると、やっぱり不安なのかグズグズモード全開。


蓮「菜悠ちゃん、今から虫歯さん退治していくね!キュイーンって、大きい音鳴るけど、痛くないからね!」


菜「ん…グスッ」


蓮「よし、カバさんのお口出来るかなー?」


菜「ぁー」


蓮「そう、上手。もう少しだけ開くかなー?」