坂口先生は、危なくない器具を菜悠に実際に触らせてる。


坂「怖いのないね?菜悠ちゃんのお口の中もしもしさせてもらってもいいかな?」


菜「いいよっ!」


すごい…あんなにグズグスしてた菜悠が診察をオッケーするなんて。


坂口先生に指示されて、菜悠をイスに寝かせる。イスにゴロンすると、やっぱり菜悠は不安そう。


坂「じゃあ菜悠ちゃん、カバさんのお口できるかなー?」


菜「…んーん。」


上から覗き込まれる感じが怖いのか、グズってしまった。


「菜悠!あーんだよ。いつも歯磨きしてる時と一緒!」


悠「昨日、上手に出来ただろ?」


菜「ん……あー」


私と悠斗さんで励ますと、素直に口を開けてくれた。