次は、私が目を見開く番。

今のって、つまりは……?


「っ……!」


堪えきれなくなって、結局目をそらしてしまう。

今の、やきもち?

ううん、それどころか、……告白……みたいな。


え?

……え!?


「真桜」

「は、は、はいっ!?」


名前を呼ばれ、ぴょんっと飛び上がるほどに驚いて、ほとんど叫び声のような返事をする。