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「海にぃ、その写真、羽華には絶対見つかるなよ?」


「あたりまえでしょ?こんなの、俺の方が見られたら羽華に嫌われるし」


「あーあ、折角うまく撮れたのを海にぃから死守してたんだけどなぁ」


「これ、いつ撮ったんだ?」


「羽華が昼寝してるとき」


「ふーん」


「……今、想像したろ?」

「してねー」

「嘘だ!!耳まで赤くしてよ!!このシスコン野郎ーーっっ」


「うるさいな、だいたい想像なんかしなくたってリアルで見れるから、お前と違って」


「はぁ?んなら、その写真返せよ」


「いや、駄目だな、これは九条湊のためにも俺が保管する」


「……ん?誰?」

「羽華の彼氏」


「………うぇわあああああっっ!?」


「羽華ー、待てよ、ほら手袋もしていきなよ」




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