「乃亜くん、どのお部屋?」



「1番奥…」



「ここ?入って平気?」



「いーよ」




───ガチャ




乃亜くんのお部屋は白と紺色などで統一されたシンプルなお部屋だった。



サッカーのユニフォームなども飾ってあって乃亜くん感が溢れていた。


お部屋すらかっこいい…




「乃亜くんベッド着いたよっ」



「…はーい」




目がさっきとは違った意味でとろーんとしてて、これは眠いのかな?と思った。




「よいしょっと」




乃亜くんを何とかベッドに寝かせることに成功。




「ん、羽衣も…」



「…わ、わかったよ!」




私も入るようせがまれてしまい、しぶしぶ乃亜くんのベッドにお邪魔した。




「羽衣…ぎゅってして寝ていい?」



「え?」



「っん〜羽衣いい匂いだね…落ち着く」