「…んっ…、…っあ」



「っ、そう上手…」




羽衣の頬を撫でてた手を今度は、腰に持っていく。


羽衣をソファから起こして、抱きしめる形になる。



…そのまま羽衣を支え、強くだきしめながらキスを続ける。




「…んっ…はぁ……っ、」



「っは、…声我慢しなくていいから」




一度唇を離せば、恥ずかしいのか…開いた口を慌てて閉じ、目を瞑って唇を噛みしめる羽衣。


自分から出る声を押し殺すように…




「…や、だっ……ん」



「…俺は羽衣の声聞きたい」



「……っ、恥ず…かしい、の」



「んじゃ、そんな余裕無くしてやろっか…」



「っえ?……んっ、」



「…声抑えてみろよ」




触れるだけのキスをしてから、羽衣の腰から太ももにかけてをゆっくりと指でなぞる。



羽衣の髪の毛を耳に掛け、耳にキスを落とす。