「…はぁ…っ、ん…」
羽衣の頭に手を添えて、体制逆にした。
つまり、羽衣をソファに押し倒して俺が羽衣の上にまたがっている状態。
「…かわい」
「んっ……はぁっ、」
角度を変えて何度も重ねる。
抑えなんて効かない。
「…羽衣っ、口開けて」
「んっ…や、だっ…」
「やだじゃない…ほら、開けて」
「やっ、……んっ、ぁ…」
羽衣が口を開いたすきに、自分の舌を入れる。
羽衣の目がとろーんとしていて涙目で…顔も火照っていて、俺の方がクラクラしてきた。
「羽衣、…応えて」
「もっ…む、り」
「っ、誘ってきたのは羽衣だからな…」
「…違っ……んっ、ぁ」
引き続きキスをしながら、羽衣の着ていたエプロンの紐を解く。
ついでに、首に巻かれた赤いリボンも…
男は結ばれてるものを見ると解きたくなるもんなんだよ。
まあ、首のリボンに関しては結んだのも俺だけど…。