「リサ、俺全部知ってるから・・・」

言いにくそうにルイは話す。

「そっそっかぁ・・・

マリア?あのおしゃべりっ。

ルイは全然気にしないでねっ。」

出来るだけ明るく振舞う私。


「リサ、ちょっとここ座って話さねぇ?」

ルイはポーチにおいてあるベンチを指差して言った。

「ぅん。」

私たちは少し離れてベンチに腰掛けた。