「いいアドバイスなんて言えないけどね(笑)部活かぁ〜雰囲気変わると、ちょっと微妙になったりしちゃうからね‥あたしもいろいろあるけど、まずは先輩と楽しんでおいで!」
ハルナは笑っていた。その後言いづらそうに、
「ナツは、自分もいろいろあるとかって言うけど。その話をしてくれないよね?どうして?」
すぐに言葉はでてこなかった。
「それはぁ…言わなくてもいいかな?とか思って‥。言って心配かけるのとか嫌だしさ‥。」
隠そうとするあたしにハルナは、
「言ってよっ。気になるし!」
と押しの言葉を言った。「あたしね、二年の時学校休んでたの。1ヵ月くらいだけど。」
うんうん。としか言わないで聞いているハルナ。「でね、一年の時から悪口とか言われてて‥それで二年で嫌になって行かなくなってたの。」
少し無言になった。
「そっかぁ‥ってどうして言ってくれなかったの?なにもできなくても、話は聞いてあげられたのに…心配はするに決まってるよ!友達だもん!!」
ハルナの言葉に泣きそうになる。
「ごめんね。やっぱ言いづらくてさ。」
「今でもそうなの?言われたりするの?」
「うん、だね。今日もすごい言われた。ウザイとかキモイってね。」