「ねぇ、くるみちゃんも来ない?」
今、俺たちは佐伯、俺、楓の順番で並んでいる。だから楓は少し走って俺達の前に行き、立ち止まりこちらを振り向いてからそう言って提案をした。
「え、でも…私…邪魔じゃないですかね」
佐伯が不安そうにそう言ったので俺は否定をした。
「そんなことないぞ。元々誘う気でいたからな。チケットもらったのは俺らだから偉そうなこと言えないけど」
本当に元々誘う気でいた。佐伯は俺らに気を遣って『お土産よろしくです』と言ったが俺は誘う気でいた。
「先輩方が良ければ私も…行きたいです」
佐伯はちょっと照れくさそうにそう言った。
「よし、決まりだな。とりあえず連絡先交換するか?」
「はい!」
俺がそう提案をすると佐伯は嬉しそうに頷いた。携帯電話は持ってきてないのでとりあえずカバンからノートを取りだしメールアドレスを書いてノートから切り離した。すると楓が、
「じゃあ私も〜!」
俺の書いた紙の裏側に楓のメールアドレスを書いてから佐伯に渡した。というわけで楓も佐伯と連絡先を交換した。
それからは俺の家が真反対ということを話さないまま二人を家まで送った。
今、俺たちは佐伯、俺、楓の順番で並んでいる。だから楓は少し走って俺達の前に行き、立ち止まりこちらを振り向いてからそう言って提案をした。
「え、でも…私…邪魔じゃないですかね」
佐伯が不安そうにそう言ったので俺は否定をした。
「そんなことないぞ。元々誘う気でいたからな。チケットもらったのは俺らだから偉そうなこと言えないけど」
本当に元々誘う気でいた。佐伯は俺らに気を遣って『お土産よろしくです』と言ったが俺は誘う気でいた。
「先輩方が良ければ私も…行きたいです」
佐伯はちょっと照れくさそうにそう言った。
「よし、決まりだな。とりあえず連絡先交換するか?」
「はい!」
俺がそう提案をすると佐伯は嬉しそうに頷いた。携帯電話は持ってきてないのでとりあえずカバンからノートを取りだしメールアドレスを書いてノートから切り離した。すると楓が、
「じゃあ私も〜!」
俺の書いた紙の裏側に楓のメールアドレスを書いてから佐伯に渡した。というわけで楓も佐伯と連絡先を交換した。
それからは俺の家が真反対ということを話さないまま二人を家まで送った。