『俊へ
まずは、謝らせてください。
本当にごめん。
自分勝手かもしれないけど俺はまだ死にたくない。二人の幸せな姿を見てたら俺もくるみと幸せな家庭を築きたかった。だから俺はこの決断をした。どうか芽吹さんを責めないで欲しい。
俺は俊と出会えてよかった。
俊と一緒にいたこの約二十五年間本当に楽しかった。
何の変哲もない日常が俺のかけがえのない思い出だった。
今まで大変なこと、辛いこと、悲しいことがたくさんあった。でも、俊や楓、そしてくるみがいたおかげで乗り越えられたと思ってる。
みんながいなかったら今頃、俺はもうこの世にはいない。
俊はいつまでも俺のヒーローだ。
前にも言ったかもしれないが、俺と楓がいじめられた時助けてくれたこと、いつまでも忘れない。心の底からお礼を言いたい。
そして、中学最後のバスケの試合。俺を試合に出してくれてありがとう。本当なら俺は応援者としてみんなを支えるつもりだった。それなのにわざわざくるみにお願いをしてくれてありがとう。
俊とするバスケはやっぱり楽しい。
図々しいかもしれないけど、俺が起きたらもう一回バスケしような。
最後に、俺がいつの日か行った神社でお願いしたことでも書いておこうと思う。
【みんなの笑顔が絶えないような世界になりますように】だ。叶ってると嬉しいな。
楓のこと、幸せにしてあげて欲しい。彰より』
まずは、謝らせてください。
本当にごめん。
自分勝手かもしれないけど俺はまだ死にたくない。二人の幸せな姿を見てたら俺もくるみと幸せな家庭を築きたかった。だから俺はこの決断をした。どうか芽吹さんを責めないで欲しい。
俺は俊と出会えてよかった。
俊と一緒にいたこの約二十五年間本当に楽しかった。
何の変哲もない日常が俺のかけがえのない思い出だった。
今まで大変なこと、辛いこと、悲しいことがたくさんあった。でも、俊や楓、そしてくるみがいたおかげで乗り越えられたと思ってる。
みんながいなかったら今頃、俺はもうこの世にはいない。
俊はいつまでも俺のヒーローだ。
前にも言ったかもしれないが、俺と楓がいじめられた時助けてくれたこと、いつまでも忘れない。心の底からお礼を言いたい。
そして、中学最後のバスケの試合。俺を試合に出してくれてありがとう。本当なら俺は応援者としてみんなを支えるつもりだった。それなのにわざわざくるみにお願いをしてくれてありがとう。
俊とするバスケはやっぱり楽しい。
図々しいかもしれないけど、俺が起きたらもう一回バスケしような。
最後に、俺がいつの日か行った神社でお願いしたことでも書いておこうと思う。
【みんなの笑顔が絶えないような世界になりますように】だ。叶ってると嬉しいな。
楓のこと、幸せにしてあげて欲しい。彰より』