俺は手紙が好きだ。きっかけは些細なことだったかもしれないけど、俺は好きなことで彰に自分の思いを伝えたい。だからこの提案をした。
「それ…いいね。ロマンがあって」
「そうですね。彰先輩もびっくりすると思いますよ」
「まぁ、でも届くかなんて分からないからな」
「そしたら念の為二枚書いて、この絵の額縁の内側に入れとこ?」
彰から渡された楓の描いた絵を俺たちは額縁に飾った。理由は、俺たちの子供そして孫達にも大事にして欲しいからだ。もちろん楓が俺にくれた絵もだ。
それから俺たちは手紙を書いた。
何十年の時もかけて送る手紙だ。だから、分厚めの紙に書いた。中に入れるのが二枚で限界だったからくるみは楓の裏に書いてもらうことにした。
俺と楓は中学の頃に行った神社でのお願いごとを書くことにした。もちろんお互いのは見せずに。
そして俺たちはお互い、手紙の内容は伏せて、彰への思いを紙に書いた。
楓とくるみは会話をしながら手紙を書いていて、途中楓が驚いた表情をしていたのが少し気になったがあえて内容は聞かなかった。
「それ…いいね。ロマンがあって」
「そうですね。彰先輩もびっくりすると思いますよ」
「まぁ、でも届くかなんて分からないからな」
「そしたら念の為二枚書いて、この絵の額縁の内側に入れとこ?」
彰から渡された楓の描いた絵を俺たちは額縁に飾った。理由は、俺たちの子供そして孫達にも大事にして欲しいからだ。もちろん楓が俺にくれた絵もだ。
それから俺たちは手紙を書いた。
何十年の時もかけて送る手紙だ。だから、分厚めの紙に書いた。中に入れるのが二枚で限界だったからくるみは楓の裏に書いてもらうことにした。
俺と楓は中学の頃に行った神社でのお願いごとを書くことにした。もちろんお互いのは見せずに。
そして俺たちはお互い、手紙の内容は伏せて、彰への思いを紙に書いた。
楓とくるみは会話をしながら手紙を書いていて、途中楓が驚いた表情をしていたのが少し気になったがあえて内容は聞かなかった。