不意に楓が家を出て友達の家に泊まっている期間と彰がバスケが出来なくなってしまった時期と被っていることに気がついた。
「もしかしてさ。彰がバスケできなくなったのがきっかけ?」
楓はどんな時でも俺たちの試合を見に来てくれた。一度だけ関東大会まで行ったことがあり、その時の会場が東京だった。でも、部活を休んでまで応援に来てくれた。楓は俺たち二人のプレーを見るのが好きと言っていた。
『………うん。半分正解で半分不正解かな…』
「どゆこと?」
『ううん。やっぱりなんでもない。』
なんでもないわけない。それなら俺に電話をした理由はなんなんだろうか。
「そもそもなんで俺に電話したの?」
『…確認しただけ。』
二人して何を言っているのかさっぱりだった。
「確認?なんの?」
『明日の放課後…久しぶりに俊の家に行ってもいい?』
「……いいけど」
『ありがとう。その時に訳を話す。今日のところは確認したかっただけ』
さっきから確認ってなんの確認なのだろうか。
「もしかしてさ。彰がバスケできなくなったのがきっかけ?」
楓はどんな時でも俺たちの試合を見に来てくれた。一度だけ関東大会まで行ったことがあり、その時の会場が東京だった。でも、部活を休んでまで応援に来てくれた。楓は俺たち二人のプレーを見るのが好きと言っていた。
『………うん。半分正解で半分不正解かな…』
「どゆこと?」
『ううん。やっぱりなんでもない。』
なんでもないわけない。それなら俺に電話をした理由はなんなんだろうか。
「そもそもなんで俺に電話したの?」
『…確認しただけ。』
二人して何を言っているのかさっぱりだった。
「確認?なんの?」
『明日の放課後…久しぶりに俊の家に行ってもいい?』
「……いいけど」
『ありがとう。その時に訳を話す。今日のところは確認したかっただけ』
さっきから確認ってなんの確認なのだろうか。