……呆れる。

皆が利樹という奴を見ていると慌ててお、俺悪くねーよ…と言った。

え、殴っていい?

と思うと同時にメガネの優男がボコッと利樹の頭を殴った。

「ホントに呆れる…どうせ、そんなことだろーと思いました。」

「い、いてーよ!」

「いいから黙ってください。」

はぁ…とため息をこぼした優男はこちらを向いて、すみません…このバカが…と謝罪してくれた。

「いや…もういいです。その代わりコイツ一発本気で殴っても?」

「あ、どうぞ」

いいんだ…。