「利樹、直央もっと早く帰って来てください。愛梨が二人が遅いって心配していましたよ?」
「は、春也、言わないでよっ…!」
ちょっと照れながら言う愛梨?と言う子に皆が温かい眼差しで見つめていた。
……もちろん私と怜…となぜか銀髪を除いて。
なんでこいつ、女の子じゃなくて私たち見てんの?え、朝逃げたから根に持ってる?
「で、なんで遅くなったんですか?」
「あ、そうだ!こいつらが俺らが先に部屋取ったのに自分たちが先だったとか変なこと言ってくんだよ!」
「…話を聞いても?」
なぜか少し圧をかけられた気がするが圧は無視だな。