「あんたここで大声で言われたい訳?」


「そうやって俺を脅すのどうかと思うんのですが!?」


「別に脅しじゃなくてすぐ言えるから。」


「まぁまぁ落ち着いて。
各々ルチアと関わっているみたいだけど、もう一度自己紹介してくれるかしら。」


言い合いを止めたのはフロイドではなく、ルミナスだった。


「シトリンの騎士団長、ノア・オーウェンズ。」


やたらと私に突っかかってくる人。