「ナルシストな辺り似てる。」



「そこまで言われるともしや、俺に惚れているからか?

恥ずかしくて隠してるんだな。」



「は?」



今の会話から彼に惚れていると思われる要素あった!?



ジャックに視線を投げると、お手上げとでも言うように片手を額に当ててため息をつく。



「気づいてやれなくてごめんな。

俺としてはルチアに惚れてもらえるなんて嬉しい。恋人としていつでもウェルカムだ。」



「だから、なんでそうなるのよ!?」



て、いちいちこの人のペースに乗っちゃ駄目なんだ。