「あぁ?んー…ま、女子がそういうならそうなんだろーな」
  

ペラペラとページをめくりながら答える咲斗、


「え、何そのテキトー…な、えっと、うーんと、、、その真面目じゃない解答!!」
  

まとまらない!いや、まとめれない、




「てゆーか、なんで急に色葉 琥珀が載ってる雑誌見てんの?烏兎って俳優とか興味あったっけ?」


ギクッ…、


なんて気もなさそうな雰囲気の彼がなんとなく核心をついてくる。

そこは触れてほしくないところなんだけど…


「えっと、なんか友達から借りて、いや、貰って?うーんと、それで今に至るとか、とかかな?」


なんとか、やり過ごす。 



彼の雑誌を見てたなんて…

バレられない、バレたら終わる。

そんな相手がいるんだ、