「大丈夫だよ。俺がいるじゃん?」


朝陽はいつだって私の味方でいてくれる。
荷物を箱からだそうとする私を、朝陽は抱きしめくれる。

「やっと七瀬と一緒に暮らせる。それを邪魔するやつがいるなら、俺がこらしめてやる!」

無邪気に笑う朝陽に、私は安心した。


「ありがとう。」


照れ隠ししながらも、抱きしめてくれる朝陽の腕をギュッと掴む。




朝陽は私にとっての太陽。
いつでも私の光。その光を失いたくない。
















でも、その光を手放そうとした私を神様は見逃さなかったね。