朝
この部屋で
朝日奈が隣にいることが
不思議だった
昨日
朝日奈と一緒に寝たこのベッドは
あの時
誰かと寝たベッドと同じなのに
あの時と違って
心地よかった
「星野…おはよう…」
「おはよう…寒くなかった?」
「うん…」
「大丈夫、だった?」
「うん…」
お互い
照れくさかったけど
あの時と違って
罪悪感はなかった
「ねー、星野…」
「なに?」
「好きだよ」
「うん…オレも好きだよ」
ーーーーー
昨日より
もっと好きになってる
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