近くにある 雑貨屋に入った


女子が好きそうな物が


たくさん置いてある


こういう所は あまり入らないから


少し違和感があるな・・・


舞とは 出掛ける事は


少ないし


すると 柚梨奈ちゃんが


あるケースを見ていた


見ると 彼女の視線の先には


小さな星の髪留めがあった


「・・・気になる?」


「え? あ・・・違います


その 可愛いなって・・・」


そう言いながら 柚梨奈ちゃんは


少し照れていた


「買ってあげようか?」


「え? いいです・・・


見てただけなので


お小遣いで買います」


「遠慮しないで 俺が買って


あげたいから」


それに・・・似合いそうな


気がした