木曜日にサークルが終わると、
「明日何時くらいがいい?」
と朱里が話しかけてきた。
「一限だけ授業あるから、12時くらいからなら行けるよー」
と哲平は答えた。
「おっけ!じゃあ12時に正門集合ね!」
こうして、金曜日の予定が決まった。
哲平は少し嬉しい気持ちになった。
LINEは毎日しているが、2人きりで話したことは、あまりなかったので、とても楽しみだった。