教室の窓を開けて涙目で空を見た。
日向、、俺、気づけなくてごめん。
たくさん助けてもらったのに
逆に日向は知ったら俺がダメになるかもって
隠してたんだ。

出会ってから付き合ってからのこと。
春くらいから日向の様子がおかしかったこと。

次々にいろんなことを思い出した。

日向、よくわかってるな。
また、部活、テストだめだったって
今頃、ハラハラしてるかな、、

日向は自分のことより相手だよな。
自分が1番辛いはずだったのに。

夕日に向かって走って
日向んちに行ったけどやっぱ静か。

眩しいって思って上を見ると日がさしてた。

日向が俺を応援してるかの様に。
練習でも試合でも日向、見てくれてるから一緒だな。
俺、頑張るから。
勇気、ない時、日向の方見るから応援しててよ!

7.22
今日から夏休みで午前だけ部活

「あ、、下村、、」
幸矢「う、うす、、昨日は出なくてすまん!」
「ああ、、正直、もう来ないかと思った」
幸矢「何度も辞めるわけない!サボった分、試合までに取り戻すから!」
「おう!がんばろーな!」

他のやつは俺が落ち込んで部活辞めると思ったらしい。
そして、心配そうに背中を押してくれた

8.4
試合が終わった
チームの構成が悪く負けた

「みんな、今日までお疲れ様。次は28の引退式で!」

帰りながら日向の方を見た
日向、、負けちゃった、、
来年は勝てる様に明日から練習するぜ!