- 作品番号
- 1646861
- 最終更新
- 2021/08/27
- 総文字数
- 115,420
- ページ数
- 232ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 381,884
- いいね数
- 107
- ランクイン履歴
総合73位(2022/07/19)
青春・友情6位(2022/07/18)
言葉は、いつも、折角で、
ふたりは、時々、三角だった。
- あらすじ
- クラスの人気者の森田君から、「もう一人の俺と、仲良くなってほしいんだ」と頼まれた文子。人に意見することを恐れる文子は、断れず承諾する。それから、“もう一人の”彼と交流を続けるうちに、彼に親しみを抱くようになり―――。「ごめん、独り占めしたかったから」これは、彼と彼と彼女の切ないジレンマと、不思議な恋のお話。
この作品のレビュー
この作品の感想ノート
はじめまして、灯えまさま。『きみは溶けて、ここにいて』読ませていただきました……!
前々から書店に売られていたのを何度か見掛けて、気になっていたのですがお金が足りず……。笑
そんな中、野いちごでこちらの作品を見つけて、念願といいますか笑 拝読させていただきました!
一番印象的に残った場面は、影くんが文子ちゃんに『自分は陽だ』と嘘をついたところです。もっと言えばその嘘が嘘だったと分かる場面まで、です。
文子ちゃんが言葉を絞り出したけど、それは伝えたかった相手ではなかった。そこで自分もまんまと騙されました。そこから本当は影くんだったと分かる場面まではらはらしまくりでした。
「独り占めしたかったから」と陽くんと影くんが言った(ここは少し疎かですが)場面で何故か自分も嬉しくなってしまいました。笑
好きな場面は文子ちゃんと陽くんが話す場面すべてです。何故かというのは明記出来ないんですが、この場面が出たとき心のなかでほくそ笑んでいました。
陽くんが文子ちゃんのことをいいように言っていないときに「ちょっとちょっと」とは思ったのですが、なんとなく彼に悪気はないのだろうなと思いました。
こちらの作品ではらはらしたり、かなり気持ちを振り回されながら読んでいましたが楽しくスクロールしていました。
このような素敵に出会えたことに感謝しかないです。ありがとうございます。
灯えまさんの作品は全て好きなのですが、この作品のように胸に刺さる物語がえまさんの綺麗な文章が映えるような気がして、もっともっと好きになります。
これからもたくさんの文章、物語を創ってくださればとても幸せです。
ありがとうございました。
こんなに号泣してしまうとは思いませんでした。いつもは王道の恋愛を主に読んでいませんでしたがこの物語を読めてよかったなと心から思いました。
ありがとうございます
とても素敵なお話でした