フフフフフ・・




私の中で何かが決壊した。



フフフフフ・・




キモキングごときが私のとびきりの笑顔に舌打ちした挙げ句、何事も無かったかのようにメニュー見て注文始めちゃったよ。




ねぇ・・




ぶっ飛ばしていい?




私は自分に問い掛ける。




しばらくの静寂の後、私は、自分の心がひんやりと微笑んだのを感じた。




「お客様、お待たせいたしました。
お客様がご注文されました腹の底まで響く握りこぶし一発
こちらでございます」



右手をすっと引き、全身の力をその拳に込め、キモキングのたるんだ腹目がけて



打つ。