っつうか、このキモキングのせいで、またタウンワークを読み漁り、バイト先探して、面接して




そんな無駄な労力を使う羽目になるのはムカつく。




だから私はキモキングに向かって最上級の笑顔を見せた。




「では、スマイル一つお待たせしました。」




そう言って微笑んだ瞬間、何故か初めて家族で遊園地に行った時のことを思い出していた。




あの時は幸せだったな〜




大きな観覧車がゆったりと回っている。




穏やかに、ゆったりと




・・目が回る。