「・・何これ」




「女になりました☆」
という軽い文章に衝撃を受けた直後なだけに、堅苦しい文章が全く頭に入ってこない。




「どうしよ〜」




亜紀が強迫めいた文章に不安げな表情を浮かべる。




「・・とりあえず、電話してみたら?」




私は、回らない頭で確かにそう言っていた。




頭の中は、




明に何てメール返そう




で一杯だったのだ。




そんな安易な言葉で、この世は簡単に闇に繋がるんだ。




本当に・・




最高にくだらない世の中。