「ゆずっ………」

いろいろなところを探し回り学校の方まで来る

「おぉ、渚、よぉ」
目の前に敬が現れ思わず腕を掴む

「ゆずっは…」

「柚葉ちゃんならあっちの公園、はぁ…」

「お前、まさか卑怯な手、使ってないよな」
ギロッと敬を睨む

そんなら許さねぇ

「こっわ……うん、ゴメン、使った、でも……」

は……?使った…?そんな優しいゆずだもんOKするに決まってんじゃん

と、思い無意識のうちに拳をつくっていると

「やめろ、最後まで聞け!そんでも振られた、はっ、俺ぼろ負けよ、まぁ、諦めてないから毎日愛のメールでも送ろうかな」

冗談だよな…?

「は、早く行けって!お前のこと待ってんじゃないの」

あ、そうだ。ゆず…

「……ゆずっ…!」
公園で見かけて声をかける

だが、どこにいるか見つけられないようす

落ち込んでる……?よな…