「ゆず!!おかえり、なんもなかった!?」
なぎちゃんちに入るやいなやする玄関の前で待ち構えてたなぎちゃん
「な、んでここにいるの!寝てないとダメでしょ!よけいわるくなっちゃうよ!」
そう言って背中を押す
風邪ひいてるのに私の心配してくれた…
やっぱりなぎちゃんが好き……
「ゴホッ…ゆずなんか悩んでる」
ベッドに寝かせたなぎちゃんにそう言われてう…とわかりやすい反応をしてしまった
「ううん、大丈夫、明日もこの時間でかけるね、すぐ帰ってくるから」
「分かった、ゆず、今日本当に…」
また謝ろうと思ったの…?
言葉をつなげ終わる前に眠ってしまったなぎちゃんに心の中で話しかける
「やっぱり…好きだな…」
柴くんのお願い、答え決めた……
強く心に決めて自分の家に帰った