「でーと?」

あ…

慌てて状況を説明する

「ふーん、いいよ、条件としてゆずが俺から離れないなら」

条件…私…嬉しい…

「うん!約束!」

「ん」

さっきまでのモヤモヤはもうなくて嬉しさに支配された


「夏休みな~涼しい日に行きたいなぁ」

「ふふっ、そうだね」

「あ、今年も花火一緒でしょ?」

は…なび…

恒例のように2人で行っていて…小さい頃は南哉くんもいたけど
それに今年も行けるとなると嬉しくてるんるんとした気分になった

「うんっ、お母さんの浴衣!楽しみ!」