「照れ屋なところ尚ちゃんにそっくり」

母さんに言われなんともいえない気持ちになる

「あと、ゆずの制服しわになるから俺の部屋着に着替えさせてくれない」

「あら、渚がやればいいのに」

「ゴホッ……」

なんてこと言うんだ…この母親は…

飲んでいた水を吐き出しそうになった

「汚いわね、」

汚いじゃねーよ、母さんのせいだ!

「まぁ、いいわよ、ゆずちゃんのこと着替えさせたらあんた、手出しそうだからね」

返す言葉がなくて黙り込む

「なんか言いなさいよ、不安になるじゃない」

不安って…と苦笑してしまった

「大丈夫、手は出さないよ多分」

「ふっ、尚ちゃんの子供だから心配なのよね~」

「うっせ、ゆず頼む」
なんかブツブツ言いながらもゆずのことになるといろいろとやってくれる母さん

まぁ、あんな可愛かったらそうだわな…