「っはぁ……」

「ほんとさぁ、あんなところで可愛いことされたらこっちだって我慢できなくなるの、だから、2人の時でよろしく」

再度釘を刺される

「……もうあんなことしないっ…!」

「そっか…可愛かったのにな…」

「…かっ………」
なぎちゃんの言葉や仕草にドキドキされっぱなしで負けた気がしても絶対やり返さない

「体育祭、お疲れさま、けが早く治せよ」

ポンポンと私の頭をなでたのち、私を部屋に残して出て行った

「無理………はずか死ぬ………」
赤いであろう頬を押さえながらなぎちゃんのベッドに倒れ込んだ



「ゆず、そう言うことやめて…誘ってるようにしか見えない…」
なぎちゃんの耳がほんのり赤い

「誘う…?」

「分からなくていいけど、あんま無防備になんの禁止ね」

って、今日だけで2つ、ルールが定められた