メールの主である理絵ちゃんにまた夕飯をご馳走になってしまい

結局すべて話してしまった。

太一ともめたこてや、なぜだかユウキくんから連絡がくるようになったこと。

話をしていて、ユウキくんが連絡をくれはじめたのは明らかに理絵ちゃんが背中をグイグイ押していたということはわかったが

今後自分がどうなるのかはわからない。

「とりあえず、今の間は彼氏と距離を置いたままでいいわよ。ユウキくんと遊んだって、ちっとも悪いことじゃない。ね?」


小悪魔のほほ笑みにやられてしまった三日後、私はきちんとお化粧をして、バス停に向かっていた。
靴下を売るためではない。
一般的な女に成り下がるため。